
デジ絵を勉強したいのですが、何から始めればよいのでしょうか?
こんな疑問にお答えします。

僕が実際にどのようにデジ絵を始めたのかを順を追って解説します。

デジ絵を勉強したい!

TwitterやInstagramなどのSNSを見ていると、素敵なアイコンや絵にたくさん出会います。
そんな時にいつも思うのが、この人は誰に絵を描いてもらっているんだろうと…
ちょっと調べたら、絵が得意な友達やアイコン制作を仕事にしている人に書いてもらっていることが分かりました。
僕の友達に絵を描ける人はいないし、お金を払うのはいいんだけど、イメージを上手く伝えられる自信がない。
でも、素敵なアイコンや絵がほしい!
そこで僕は「なければ自分で作ればいいじゃない」という考えに行きつきました。
ちなみにこの時は「本好きの下剋上」というアニメを見ていました。
「本がなければ作ればいい」と言うのは主人公の口癖みたいなものです。
早速、デジ絵を描くのに必要な道具を調べてみると、「液タブ」「ペンタブ」というワードが出てきます。
ペンタブレットは、パソコンなどの液晶画面を見ながら専用の板の上(タブレット上)で専用のペンを動かすことで、画面のマウスカーソルを動かすことができる入力装置です。
液晶タブレットは、ペンタブは描く場所と見る場所が異なっているのに対して、液タブは専用のペンを液晶パネルに直接置いて使います。イメージ的にはタブレットPCやスマホの画面にペンでそのまま絵を描くといった感じです。
つまり、
ペンタブは、視線をパソコンを向けながら、手元のペンを動かす。
液タブは、液晶パネルにペンを置いて使うので、手元を見ながら動かす。
ということです。
注意として液タブは原則として単なるディスプレイモニターでしかないため、パソコンに繋げずに持ち運びすることは出来ません。
例外として、液タブにOSが搭載されているものであれば可能です。
僕としては手元を見ながら書きたいので、液タブをしようと思いました。
液タブはどれがいいの?

僕の今回の予算は3~4万くらいです。
その条件で調べてみると、4つのメーカーがヒットしました。
ワコムは埼玉県に本社を置く日本のメーカーで2018年ペンタブレット業界では日本国内で98.8%(BCN発表データ)を占めるNo.1企業です。
Amazonの価格で ¥39,800 。(4/5現在)
XP-Penは2005年に日本で設立され、2019年にHanvon Ugeeグループ(アメリカ)の子会社になりました。
Amazonの価格で ¥34,980 。(4/5現在)
GAOMONは中国广州市にある企業のブランド名です。
Amazonの価格で ¥28,999 。(4/5現在)
HUIONは中国深圳市にある企業のブランド名です。
Amazonの価格で ¥34,999 。(4/5現在)
オススメサイトを読むと「筆圧」とか「RGBカバー率」とかよく分からない単語語が出てきます。
そこで、素人が使いやすいものはどういうものかを考えてみたところ、「紙に書いたように書けること」が僕の中で優先順位が一番高いことに気づきました。
「書きやすさ」とはつまり、書いた時の遅延のなさです。
その観点で各製品のレビューをみてみると、XP-PENとGAOMONはペン先のずれに関するレビュー見つかりましたので除外。
残りはWACOMとHUIONですが、こちらはどちらも発色に関するレビューが見つかりました。
さて、どちらにしようか、日本製の方が惹かれるけど、決め手に欠ける…
そんな僕を後押ししてくれたのが、WACOMの方には購入者特典として「CLIP STUDIO PAINT PRO(6ヶ月ライセンス)」がついてくることでした。
液タブを使ってみての感想
購入した次の日に届きました。
Amazonってほんとすごいですよね。
さて、実際のものはこれです。

想像より結構ずっしりとしています。
でも、僕は膝に上にのせて書いていますが、気にならないくらいですね。

さて、問題がこの配線。
端子が4つあるんですが、分かりますか?
電源用の端子が2つ、USB、HDMIが1つずつ。
こんなに配線が複雑なのに説明書はイラスト付きの英語のうっすい説明書が2枚だけ。
WACOMって日本の企業じゃないんだっけ?
そんな風に疑問に思いつつ、設定を頑張りました。
そして、いざ使ってみると…
紙に書くのとそん色なく書くことができます。
発色に関するレビューもありましたが、初心者には色の違いなんて分かりません。
もう1つの購入者特典である「パルミー」というイラストやマンガの描き方が学べるオンライン教室で二日間、勉強した成果がこちらです。

自分でも満足がいくものが出来ました!
ちょっと感動もしています。
デジ絵って面白いですね。
まとめ
液タブはタブレットPCやスマホの画面にペンでそのまま絵を描くといったようなもの。
液タブで有名なところは、「WACOM」「XP-PEN」「GAOMON」[HUION]。
それぞれに違った良さがあるので、初心者として何を重視するかが重要。
WACOMは書きやすく、ソフトとオンライン教室の無料ライセンスがついているので初心者にはオススメ。
