【書評】俺か、俺以外か。 ローランドという生き方/ROLAND

教育部

今回紹介するのは『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方 [ ROLAND ]』です。

ROLANDって誰?ってなりましたでしょうか。
僕もあるお笑い番組を見るまで知りませんでした。

ROLANDは現代ホスト界の帝王と呼ばれている人で、「ローランド名言」はメディアでも取り上げられて世間で話題にもなりました。

彼の仕事への姿勢はホスト以外の仕事でも参考になる部分がたくさんあります。

ようさん
ようさん

僕が本書を読んで実践していること、意識していることを5つ取り上げました。詳しく見ていきましょう!

俺か、俺以外か

本書のタイトルにもなっているこの言葉。

一見、傲慢のようにも感じ取れるかもしれません。

でも、僕はこの言葉には成功者になるための秘訣があるのではないかと思うのです。

「ローランドか、ローランド以外か」というように第三者視点からみると傲慢ですが、これが本人視点からみると、また違う考えが浮かんできます。

自分が正確に認識できるのは究極のところは自分自身だけなのです。

誰かなりたいと思ってもその人の人生を歩めるわけでもありません。
ファンタジーの世界のように相手の考えを読んだりすることが出来るわけでもありません。

「俺以外」として生きる方が何倍も楽だろう。(P43)

ここでいう俺とは「自分が理想としているローランド」だと思います。

本書を読むと分かるのですが、著者はかなりの努力家です。

理想の追求をやめれば確かに楽に生活することは可能でしょう。

それでも、

きつくても、つらくても、どんなに犠牲を払ってでも、唯一無二の「俺」でいたい。(P44)

これは一度きりの人生、主人公らしく、自分に素直に生きていこうというメッセージなのです。

100人が100人ダメと言っても

あなたは誰かに反対してやりたかったことを諦めたことがあるでしょうか?

僕は大学進学時に行きたい大学があったのですが、お金を理由に進学を諦めたことがあります。

その時の後悔から社会人になって数年後、通信制の大学で学位を取得しました。

この経験から分かるのは、誰に反対されて諦めたことというのは、後悔として残り続けるということです。

「100人が100人ダメと言っても、その100人が間違えているかもしれないじゃないか」(P54)

ある人があなたにダメだ、無理だと言ってきたとして、それはある人の常識の範囲内でアドバイスしているにすぎないのです。

その人の常識の世界なんて本当の世界の広さに比べたらちっぽけなものです。

自分が信じた道を、仮に全員が反対と言うのならば、その全員が間違っていたのだということを証明すればいいだけの話だ。(P56)

諦めるというのは、考える努力を放棄していることと同義なのです。

仕事道具への愛情

仕事道具への愛情=仕事への愛情(P132)

僕はIT業界でエンジニアをしています。

この言葉を目にした時、「あー自分はこの仕事が好きだったんだな」と思いました。

パソコンのCPU、メモリの量、モニターの数。

仕事の効率をあげるためにこれらにこだわってきたのですが、それがプロの証なのだと教えてくれたのです。

逆にIT業界で開発をメイン業務にしている会社なのにパソコンが古いものであったら、その会社は仕事への愛情が少ないのでしょう。

そのような会社ではやりがいも見つからないかもしれません。

それだけ仕事道具にこだわっているのも、全部この仕事を愛しているから。
これからも永遠に、この仕事への情熱が消えることはないだろう。(P133)

絶体絶命のピンチを救える力

絶体絶命のピンチを救える力が、ユーモアにはある。(P147)

僕が著者を初めて知ったのは「ダウンタウンなう」という番組でゲストに出演した時でした。

最初は不思議な人だなとお酒を飲みながら見ていたのですが、だんだんとその魅力に惹かれていきました。

惹かれた理由は見た目と会話の内容にギャップがあって面白かったから。

本書でユーモアを大事にしていることを知って、なるほどなと思いました。

知恵と知識をフル活用して、いつも最適な一言を。
笑いがあれば、たいていのことが上手くいく。(P183)

見た目とのギャップとユーモアセンスで思い出すのがGACKTさんです。

人志松本のすべらない話」にゲスト出演した時、3連続で面白い話をすることになったのですが、そのすべてが面白い!

独特な会話のテンポもあり、話の構成もよく考えられているなと感じました。

ユーモアをもっと勉強していきたいですね。

夢や目標に全力で向き合うことの大切さ

「全力で向き合ったからこそ、全力で諦められた」(P195)

著者はホストになる前まではサッカー選手になることを夢見ていたそうです。

10年以上全力で追いかけてきて、それでもダメだったからこそ、未練を感じずに、別の可能性にチャレンジすることができたのです。

もし、全力で追いかけていなかったら?

「俺だって、本気を出したらそのうち…」なんてカッコ悪いことを思いながら、今でも中途半端に、夢とも言えない夢を追いかけ続けていたかもしれない。(P197)

中途半端で思い出すのが「スラムダンク」の三井のあのセリフです。

「安西先生…!! バスケがしたいです……」

三井は膝の怪我が原因でバスケができなくなり、バスケ部から姿を消し、荒れ始めます。

他校の不良を引きつれバスケ部を廃部に追い込もうとしましたが、恩師である安西先生の顔を見た途端忘れていたあの頃を思い出して、本音が漏れてしまったのです。

中途半端にやるほど、未練が残りやすいということがよく分かるシーンです。

人生成功したければ、やるか、やらないか、じゃない。
やるか、やるかだ。(P166)

書評まとめ『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』ROLAND

『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』いかがでしたでしょうか?

本書の最後にはこのような一文があります。

本書において著者に支払われる印税は、カンボジアの子ども達の育英と、東日本大震災をはじめとする日本各地の復興のために全額寄付されます。

僕は本が好きでいろいろ読んできてましたが、このようなことは初めてです。

ここだけでも彼の人間性、本気度というものが分かると思います。

書評まとめ
  • 自分の人生の主役として。
  • 全員に反対されても、それが正しいとは限らない。
  • 仕事への愛情。
  • ユーモアの大切さ。
  • 中途半端になるほど未練は残りやすい。

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