【書評】世界一のプロゲーマーがやっている努力2.0/ときど

教育部

今回紹介するのは『世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0 [ ときど ]』です。

著者はeスポーツというゲームの世界のプロです。
調べてみたらeスポーツはオリンピックの新種目にも選ばれています。

日本ではまだまだ認知度が低そうですが、海外では優勝賞金が約12億円(2017年)というものもあるそうです。

伸びてきている市場ですので、今後注目していきたいですね。

ようさん
ようさん

僕が本書を読んで実践していること、意識していることを5つ取り上げました。詳しく見ていきましょう!

負けと失敗

負けた試合は情報の宝庫です。
「負けに不思議の負けなし」などの言葉の通り、負ける原因は可視化されている部分が必ずあるものです。(P40)


努力2.0では、負けや失敗を早く経験してそこから学びを得ようとしています。

負けや失敗はできるだけしたくないものです。
ですが、勝ちや正解にこだわりすぎると行動できなくなってしまうのです。

負けから学びを得ようとする考え方は新しいものではありません。

トーマス・エジソンの名言に次のようなものがあります。

私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。

「小さな本番」を繰り返して学び続けないと、努力が全部ムダになってしまうのです。(P31)

繰り返し学び続けるとは仮説と検証を繰り返していくことです。

これらのことを僕なりに考えてみたのですが、努力することで何をしたいのか?
それが具体的になっていないと努力を継続することができないのではないでしょうか。

例えば、英語ができるようになりたいと思い、勉強を始めたとしても継続できた経験がありません。

それは英語ができるようになったことで何をしたいのかが具体的になっていないからだと思うのです。

仲間と環境

一人で努力するよりも、皆で努力する環境にいた方が強い(P63)

僕は努力とは一人でコツコツやるものというイメージがありました。
ですが、今は変化が激しい時代です。

著者が活躍するゲームの世界では後から調整ができるようになっているものもあるため、今日まで大丈夫だったものが明日にはダメになっている可能性もあるのです。

そのような時代だからこそ、仲間と協力できる環境が必要になってきます。
身近にそのような環境がなくても、今はTwitterなどで自分と同じように努力している人を簡単に探すことができます。

僕もTwitterをやっていますが、同じように頑張っている人を見ているだけで、自分も頑張ろうというモチベーションに繋がっています。

ルーティン化

ダメな自分を前提にした「仕組み」を作る(P149)

日常生活というものは常に決断の連続です。
無意識であっても意外と消耗しているものです。

努力を継続しようとすると日常生活の決断の中にさらに決断が増えることになります。
努力を始めようとして継続できない理由にはこのような原因もあるのではないでしょうか。

そこで、ダメな自分を前提にした仕組化(ルーティン化)です!

ルーティンとは?

ルーティンはスポーツ選手が試合中にパフォーマンスを引き出すために、行動の前に一連の動作をするようなものだけを指すのではなく、生活の中で習慣づけている行動や考え方などもルーティンの一種といえます。

僕も生活に取り入れている仕組化の中に靴下があります。

いつも洗濯の時に違う種類、違う色の靴下があると、それの組み合わせを探すのがとても大変でした。

そんな時に靴下なんて別に1種類でいいのではないか?と思い、実践したところ、洗濯も選択もとても楽になったのです。
そこで疲労しなくなった分、他の事もできるようになりました。

努力にも同じようなことが言えると思うのです。

ダメな自分、怠け者な自分がどうすれば努力を継続することができるのか?

仕組化なので無理にモチベーションを上げないと出来ないことではなく、通常のモチベーションで続けられるようにすることが重要です。

無理をしない

心のエネルギーは無限ではない(P103)

この言葉を見て確かにそうだ!と思わず口に出してしまいそうになりました。

当たり前のことだけど、意外と気づいていないのではないでしょうか。

僕はメンタルという分野にはちょっと敏感です。
というのも、仕事のストレスなのか、環境のストレスなのか、原因は不明ですが、一時期それによって病気になってしまいました。

心のエネルギーは時間や労働力と同じで有限のリソースなのです。
気づいた時にはエネルギーが枯渇していたということにもなりかねません。

自分が無理をしていないかをモニターする方法として、毎朝、昨日の1日の自分の状態を記録する自分の通信簿(P109)を紹介しています。

日記をつけることでもう一人の自分が見ていてくれる感覚が生まれるのです。

自分で決める

本書の中で一番好きな言葉は自分史上最強(P195)です。

世間体や人の目を気にしていないか?
心の声と世間の声がごちゃまぜになっていないか?

周りから言われて行動したことというのは、やる気が出ないものです。

仕事でも命令されたことと自分で考えて行動したことでは、後者の方がやる気が出ますよね?
それと同じで自分で決めることが重要なのです。

自分で決めたことであれば失敗しても納得ができます。

一流プレーヤーほど「自分」がある(P204)

昨日の自分よりちょっと良い自分になる。
それを繰り返すことで自分史上最強になるのではないでしょうか。

書評まとめ『世界一のプロゲーマーがやっている努力2.0』ときど

「世界一のプロゲーマーがやっている努力2.0」いかがでしたでしょうか?

これまでの努力を1.0として、著者なりにこれからの努力の仕方として定義したのが本書の2.0です。

努力はかっこ悪いというイメージが持っていたらそれは危険信号かもです。

努力をすることが当たり前になり、していないのは恥ずかしい時代が来るような予感がしています。

書評まとめ
  • 負けは情報の宝庫。
  • 一人でコツコツやるのはもう古い。同志を探そう。
  • ダメな自分を前提にした仕組みを作ろう。
  • 心のエネルギーに気をつかおう。
  • 自分の中に軸があるか。
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