【書評】何かをするのに遅すぎることはない!『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』moto

書評
悩んでいる人
悩んでいる人

副業を解禁する企業が増えてきましたが、副業は必要なのでしょうか?

今回紹介するのは『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 [ moto ]』です。

motoさんを知ったのはTwitterがきっかけでした。

本業より副業の方が稼いでいるのに、いまだにサラリーマンやっているのはなぜ?

そこには僕が理想とするサラリーマンの姿がありました。

ようさん
ようさん

僕が本書を読んで実践していること、意識していることを4つ取り上げました。詳しく見ていきましょう!

自分株式会社

「自分という会社を経営する目線を持て」(P72)

僕も一時期はサラリーマンは経営者目線を持つべきだ!という考えで働いていました。

そんな風に働いていたらいつのまにか周りから孤立していたんです…

それはなぜか?

経営者になったつもりで高飛車な発言を現場ですると、ただの厄介者になってしまう可能性が高くなります。(P72)

まさにこの通りで、自分の態度が、自分の発言が、迷惑にしかなっていなかったのです。

つまり、自分が所属する会社の経営者目線を持つことと、”自分”という会社の経営目線を持つことでは、全然違うということです。

自分がコントロールできるのは自分だけです。

自分を会社にみたてると、自分が所属している会社は取引先になります。

自分株式会社の商品は労働力です。

この労働力をいかに魅力的にみせるかが自分株式会社の社長の腕の見せ所になります。

一般的に売られている商品は1つの取引先向けに作られているわけではないですよね?

1つの市場があってそこに需要があるから商品を投入しているのです。

労働力も同様で1つの取引先に限定するのではなく、1つの市場で魅力的に映る様に磨いていくべきです。

そのためには、

業界の状況→会社の課題→部署の役割→自分のミッション(P84)

と、上流から下流までを俯瞰して考えられるようになると市場価値は高くなります。

例えば、僕が所属しているIT企業で考えてみます。

  • 業界の状況
    IT技術の利用は今後も拡大傾向にあり、業界全体としても拡大する。
  • 会社の課題
    社員は増えているが、1人当たりの利益率が伸び悩んでいる。
  • 部署の役割
    開発案件を増やし、協力会社を利用することで利益率を伸ばす。
  • 自分のミッション
    開発案件を多く受注しても、プロジェクトを回せるリーダーがいないと信用を失うことにもつながる。そのため、リーダーの育成が必要である。

転職にゴールはない

「自分が思った通りの会社」や「安定した会社」といった、いわゆる「いい会社」というのはほとんどない(P172)

著者は「ホームセンター」→「人材会社」→「リクルート」→「楽天」→「ベンチャー企業」と4回転職しています。

転職した会社には大企業も含まれています。

そのような経験を経ての結論が「いい会社」というのはほとんどない、というのは僕にとっては衝撃的でした!

「隣の芝生は青い」ということわざがありますよね。

僕も一度だけ転職したことがありますが、前の会社より良い会社に転職するぞ!と決意し、これが正解だと選んだはずが、なにか違う、前の会社の方が良かったかも?と思ったりします。

「理想の会社」の求めて転職するということは、その会社に入れば人生は安泰だという受け身の姿勢になっているのです。

僕の同僚でIT企業から公務員に転職した人がいます。

その同僚は公務員に安定を求めていたのでしょう…

そんな彼に日経新聞の記事を読ませてあげたいものです。

転職希望の公務員が急増 外資やITへ流れる20代

よく「本当にいい会社はどこですか?」と聞かれますが、僕は、「自分で働き方をコントロールできる会社」だと思っています。(P172)

公務員を離職する人の理由はこんな感じです。

転職を希望する理由に「長時間労働」や「現状の業務に対する疑問」などがあるとしている。「省庁で働いてもつぶしがきかない」と民間企業への転職を考える人もいるようだ。

引用:公務員の離職率急増で国力低下に警笛。定額で使われ放題の“サブスク”的働き方に疑問の声も

このような働き方を「定額で使われ放題の“サブスク”的働き方」と表現しています。

サブスクとは?

サブスクリプションの略で会員制の定額サービスを意味します。 古くは「雑誌の定期購読」や「アプリケーションの期間利用」から始まったとされますが、近年ではスマホの普及やIT化の波もありさまざまな業種でサブスク化が進んでいます。

本書の内容と真逆の存在が公務員でしょう。

定額で使われ放題なんて表現されると、働き方をコントロールできない辛さが良く分かります。

副業の3つのメリット

よく「副業をするメリットは何ですか?」と聞かれますが、僕は大きく3つのメリットがあると考えています。1つ目は「個人のブランド化」、2つ目は「収入チャネルの増加」、3つ目は「本業での市場価値向上」です。(P180)

個人のブランド化

個人のブランド化?

そもそもブランドってどういう意味だっけ?

ブランドとは?

顧客と企業の共通認識であり、また、顧客に期待を促し、それに応えるもの

僕がブランドで想像するのは「ディズニー」です。

ブランドの意味をディズニーに置き換えると、

夢の国「ディズニー」はお客様と企業の共通認識であり、お客様は夢の国「ディズニー」にワクワクという期待を求めて、ディズニーはそれに応えるもの

となります。

つまりは、「○○といえば◇◇だよね」となることがブランド化なのです。

サラリーマンの成果とは、会社の看板のうえに成り立っています。

自分に実力があると勘違いして転職したけど、全然力を発揮できず、会社の看板に頼っていたことに気づくという話はよく聞きます。

副業するとなると、会社の看板は使えません。

そのため、会社の看板が使えない状態で自分の本当の実力がどのくらいあるのかを知ること出来ます。

会社の看板がなくても「○○ができる人」というブランドを築くことは、自分への自信に繋がります。(P182)

収入チャネルの増加

サラリーマンなら収入チャネルは会社の給与の1つだけでしょう。

ですが、あなたの会社の事業や取引先を思い出してみてください。

1つの事業だけ、1つの取引先だけでやっているでしょうか?

もし、1つだけだったらかなりリスキーですね。

企業は持続的成長なくして存続はありません。

それは自分株式会社にも同じことがいえます。

収入チャネルを複数に分散させておくことは、自己防衛としての経済的安定だけじゃなく、精神的安定にも繋がるわけです。(P184)

本業での市場価値向上

副業収入があることによって「失敗したら辞めればいい」と、気持ちに余裕が生まれ、働く上での後ろ盾になるのです。(P185)

サラリーマンだと大胆なチャレンジって出来ませんよね?

何か大きな失敗をして、クビになってしまえば、明日から食べるものに苦労するわけですから…

そのような気持ちは誰しも持っていると思います。

なので社長が間違っていることを言っても、それを指摘することができない。

ですが、副業収入があると、そんな心配をする必要はありません。

会社をクビになったとして失うものは会社の看板くらいでしょうか。

人間関係が良好であればクビになったとしても続いていくと思います。

むしろ、会社をクビになったくらいで縁が切れる関係であれば、それくらいの関係だったと割り切って次へ進みましょう。

本業を活かして副業に取り組み、副業で得た知見をさらに本業に活かす。この相互作用によって、「個人の市場価値」を高めていく(P186)

生涯年収8億円

僕は、生涯年収の目標を8億円に設定しています。(P229)

サラリーマンの生涯年収が2億円くらいというのは僕も知っていました。

8億円はその4倍です。

自分があと3人必要です。

無理だろうと思ってしまいますが、現在32歳の著者の年収は5千万円です。

これまでの年収を考慮しなくてもこのままの年収でいけば16年後の48歳で達成できることになります。

著者がすごいのは、欲しいものを計算した結果、8億円必要で、そのために戦略をたてて行動してきたことです。

僕は、自分で「無理だ」とブレーキをかける前に、「実現するためにはどうしたらいいか?」を手触り感が持てるくらい、リアルに想像するようにしています。(P105)

8億円の欲しいものをリアルに想像するってだけでビックリです。

願望にはここまでの力があるんですね。

僕は常に、「行動を起こさないことこそ、最大の失敗だ」と考えています。(P231)

書評まとめ『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』moto

『転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方』いかがでしたでしょうか?

僕は本書を読んで自分がこれからしなければいけないことが見えてきました。

あなたにとっても本書がそのような本になれば幸いです。

書評まとめ
  • 自分という会社を経営する目線を持て
  • いい会社とは自分で働き方をコントロールできる会社
  • 副業の3つのメリットは「個人のブランド化」「収入チャネルの増加」「本業での市場価値の向上」
  • 行動を起こさないことこそ、最大の失敗

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