
社会人になってから大学でもっと勉強しておけばよかったと後悔したことがあります。今からでも学ぶことはできるのでしょうか?
こんな疑問にお答えします。

僕は高卒ですが通信制の大学を卒業して学位を取得しました。詳しく見ていきましょう!
通信制大学って何?

通信制大学とは通学制とは異なり、基本的には自宅学習になります。
そのため、日中仕事している社会人でも勉強することが可能になっています。
通信制大学はどうすれば卒業できるの?

通信制大学の卒業要件は学校教育法で以下のように決まっています。
面接授業のことをスクーリングとも呼びます。
スクーリングが必要な大学の場合は通学しなければいけません。
面接授業はなく、すべてメディア授業にしている大学もあります。
そのような大学の場合は通学が不要になります。
通信制大学に入試はあるの?

通信制大学に入試はありません。
学びたいと思っている人であれば、だれでも入学することが可能です。
大学によっては面接や小論文などがある場合もありますので、気になる大学があれば確認しておきましょう。
ちなみに、通信制大学には以下のような有名な大学もあります。
これらの大学を卒業するのは簡単ではありません。
特に慶應義塾大学は卒業率が数%ともいわれています。
通信制大学の学費はいくらなの?

僕が卒業した大学は産業能率大学です。
この大学は社会人が通いやすいようにスクーリングの日程が設定されており、地方にも会場が多くあります。
科目も社会人向けが多くあるので、仕事に活用できることもあるでしょう。
それでは卒業するまでに実際にかかった金額を公開します!
短大に入学した後に大学の3年生に編入しましたのでそのケースで記載しております。
項目 | 金額 |
短大の入学金 | 30,000円 |
短大の書類選考料 | 10,000円 |
短大の授業料(半年×5期分)※1期分留年 | 450,000円=90,000×5 |
大学の入学金(免除) | 0円 |
大学の書類選考料(免除) | 0円 |
大学の授業料(半年×5期分)※1期分留年 | 500,000円=100,000×5 |
スクーリングの交通費等(宿泊費込) | 250,000円 |
合計 | 1,240,000円 |
単位計算を間違って1期分留年してたりしますが、普通に大学に通うより安く済んでいることが分かるかと思います。
地方に住んでいると、取得できない単位があったりするので、東京までの交通費や宿泊費がかかったりもします。
免除となっているところは、産業能率の短大から大学に編入したためなので、他大学からの編入の場合は免除にはなりません。
まとめ
通信制大学とは基本的に自宅学習。
でも、自宅学習だけで卒業できるわけではない。
入試はないが、卒業率が学校によって大きく変わる。
4年制大学で学費は100万程度。
ちょっとしたテクニックですが、通信制大学には通学制への編入も行っているところがあります。
2年間通信制大学に通い、残りの2年間を通学制に編入すれば、学費を抑えることも可能です。
お金の問題で選択肢が狭くなっているように見えたとしても、それは知らないだけで本当は色々な選択肢が隠れているのではないかと、このような経験をして思えるようになりました。
